障害者は障害者職業能力開発校で職業訓練を受けるべき!(前編)
NEETDQNは、障害者職業能力開発校に在校し、職業訓練を受けています。
今回の記事では、その障害者職業能力開発校について記事にしていきたいと思います。
障害者の就職活動の上で、とても有用な施設だと考えているので興味のある方は是非お読みください!
そもそも障害者職業能力開発校とは?
職業能力開発促進法第十六条に基づき国及び都道府県が設置する障害者のための職業訓練・就職支援施設です。
国立の職業能力開発校は、全国に13校あります。
何を学べるのか?
校にもよりますが、CADやオフィスソフト全般、調理清掃など様々なコースがあります。
在校期間はコースによって分かれており3ヵ月~1年となっています。
在校のメリット
- 無料で様々なスキルを身に着けるための勉強をすることができる。
- 失業保険の受給期間延長や訓練手当などお金を貰いながら勉強をすることができる。
- 一部の資格試験が割安で受験できる。
- ハローワークと提携しているので仕事も探せる。
- 障害者職業能力開発校独自の求人がある。
- 職歴欄に書ける(メリット?)
以下、順を追って説明していきたいと思います。
無料で在校できることについて
一般的なパソコン教室などは、入会金や月に払う授業料など既卒の方や失業中の方にとっては少なくない負担になると思います。
ですが、障害者職業能力開発校では授業料はもちろんのこと、教科書代も無料です。
NEETDQNが入校にかかった費用は、出願時に提出する健康診断書(10割負担で5000円ほど)、入校時に任意加入する保険(6か月コースで4000円程度)の約1万円でした。
民間で勉強した場合より相当安く済み、講師の方々も資格をもっているので授業の質も高いです。
お金を貰いながら勉強できる
NEETDQNは、職歴無しなので失業保険の延長給付のことはよくわかりませんので、訓練手当について説明したいと思います。
訓練手当は「基本手当」「受講手当」「通所手当」が支給されます。
「基本手当」は1級地4320円、2級地3940円、3級地3540円、20歳未満の者3540円正当でない欠席(無断欠席など)をした日以外、土日祝問わず日額で受給することができます。
「受講手当」は実技科目と呼ばれる科目を受講すると支給される手当のようです。
日額500円ですが、実技科目はほぼ毎日あるのでかなりの額になります。
「通所手当」は施設までの通所費用を負担してくれます。
ただ、認定してもらう経路については厳しいイメージがあります。
NEETDQNはこれらの手当を合わせた訓練手当でだいたい月12万円~16万円もらっています。
一般の職業訓練で受けられる「求職者支援制度」というものがありますが職業訓練受講手当が月10万円+αと考えると障害者職業能力開発校の方が多少手当が多いと思います。
資格の割引制度
NEETDQNが在校している障害者職業能力開発校では
コンピュータサービス技能評価試験 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
を割安で受験することができます。
一般申し込みをした場合、ワープロ部門(マイクロソフト・ワード)・表計算部門(マイクロソフト・エクセル)3級が5350円、2級が6710円です。
一方、障害者職業能力開発校で受験申し込みをした場合、等級関係なく2980円で受験することができます。
コンピュータサービス技能評価試験が就職に役に立つかは未知数ですが、少なくとも障害者職業能力開発校に来ている企業はこの試験についてさすがに知っていると思うので取る価値はあると思います。
後半については別の記事であげていきたいと思います。
書きました↓